たねづけのティッシュ箱

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シンデレラガールズと私

自分をオタクと言っていたのでたまにはオタクっぽい話を、と思いまして...

個人的なシンデレラガールズとの距離感、向き合い方のお話をしようと思います。

皆さんはアイドルマスターシンデレラガールズというゲームを知っていますか?

 

個性豊かな100を超え、200人近いアイドル達をプロデュースしていくゲームです。

デレステという名前を聞いたことある人は多いかもしれませんね。

 

さて、最近新規アイドル追加が発表され勢いを増していますがデレステの方でその新規アイドルのSSRが実装されました。

 

衣装もめちゃくちゃ完成度が高くて格好いいものなのですが、1部では不満を募らせている人達もいます。

 

先程アイドルの数がとても多いと言いましたが、このコンテンツには声が無いアイドルも多く存在します。

 

そういう声の無いアイドル達を推している人達は新規アイドルを持ち上げすぎだ、まだSSR未実装のアイドルもいるのだからそちらを先にやれと言っています。

 

今回に限らず声無しアイドルへの待遇には不満を募らせている人達が話題に何度か上がるので、そういうことに対してわたしが感じていることを書きます。

 

 

いわゆる人気アイドル達がSSRの枚数が多かったり、モバゲーのガチャになったりする、金が目当てになった!と怒る人を見かけたことがあります。

 

何がおかしいのでしょうか?シンデレラガールズに限らず様々なコンテンツはすべてユーザーのために慈善事業でやっているわけではありません。

まずこれが金銭が絡む「ビジネス」である、という前提を考えるべきなのです。

 

リアル、すなわち3次元のアイドルを考えてみてください。言葉使いは悪くなりますが人気のないアイドルにCMは来ませんよね。

人気のある=金が発生する

ということは受け入れなければならない紛れもない事実です。

 

ここで私のシンデレラガールズへの価値観を話してみようと思います。

シンデレラガールズが他のコンテンツとは違う、強みは「リアリティ」だと考えています。

 

総選挙をはじめ、様々な人気度を示す数字が明確に出る機会が多く、アイドル達がバチバチしているのはリアルな3次元のアイドルには日常茶飯事です。

だからこそのめり込む人は自分の担当は譲れないだろうし、絶対に負けたくないという"熱さ"が生まれるコンテンツなのだと思います。

 

しかし、そんな熱さを持った人達はある勘違いをしているのです。

それは、「みんなで手を繋いで仲良く走れる」ということです。

 

リアルなアイドルはそんなことはありません。ユニットだろうが個人の人気が高くなればソロの仕事も増えるし、人気度が違えば露出度も変わってくる。至極当然なのです。

 

声無しアイドル達が不遇だ、と言っている人達は優しすぎるのです。

 

あと感じているのがそんな声を上げているのは本当に声無しアイドル担当の人なんでしょうか?どうも外野が勝手に騒いでるようにも見えてしまいます。

 

つい最近声無しで大沼くるみのSSRが実装されました。担当ではないもののそのカードの絵と衣装を見て感動しました。

決して運営が声無しアイドルを蔑ろにしている、嫌っているということは無いと思います。

蔑ろにしていればあんな素晴らしいものは生み出せない、私はそう感じました。

 

話があっちこっちいっていますが長くなって来たので私のシンデレラガールズとの距離感をお話していこうと思います。

 

私はシンデレラガールズでは、「舞踏会の客人」でいたいのです。決して、美しいシンデレラにガラスの靴を履かせる王子様でありたいわけではない。

 

色々言っておきながら正直よく知らないアイドル、名前のちゃんとした読み方を知らないアイドルもいます。それは本当にごめんなさい。

 

「舞踏会の客人」とは、言葉通り舞踏会に招かれたシンデレラでも王子様でもない、ただの客人です。

美しく踊るシンデレラを見ながら

「あぁ、あの美しい女性は誰なのだろう。知らないが、とても美しい。」

と感動し、後々王女となったシンデレラを見て

「あの時の美しい女性はシンデレラと言うのか。そうなのか。」

というくらいの距離感を保ちたいのです。

 

極論を言ってしまえば声無しアイドルに声を付けたければ莫大な金をつぎ込めば良い。

しかし私には何も出来ない。力がないのだ。

力が無いものには何も言う資格は無いだろう。

 

だからあくまで究極的な受け身でいます。

否定も肯定もしません。

だって、舞踏会で舞うたくさんのシンデレラ達はみな輝いているのです。私にとってはそれで十分なのです。

 

1人が絶大な力を持つということは少ないでしょう。

その「力」とは財力だけではなく、画力や文章力なども「力」です。

 

今貴方がすべきことは嘆くことではない。涙を流すことでもない。

あなたのシンデレラを多くの人に知ってもらえるように力を尽くすことなのではないでしょうか。

 

この総選挙期間多くの人達が力を合わせ、自分たちのシンデレラをもっと輝かせられるように力を尽くしています。

さっき私には力が無いと言いました。私と同じことを感じている人もいるでしょう。

 

しかし、根っこの部分が違うのです。力のある人達と。

力のある人達はなんでもいい、何かしら行動を起こしています。私は何もせず、力が無いと嘆くだけです。

 

もしここまで読んでくれて、何も出来ないと思っている人達は嘆くのではなく、他のアイドルを妬んだり、否定をするようになって欲しくないです。

それってとても悲しいことです。

 

総選挙で上位に入れなくたって、誰か一人でも多く自分の担当アイドルを知ってもらえるように、好きになって貰えるように何かをして欲しいのです。

 

いつかきっと繋がります。声がつくことがゴールではないです。

どうか、嫌いを言わないで、好きを繋いでください。

自分の好きを嫌いだと言われると誰でも悲しい。

アイドル達の戦いは蹴落とし合う事じゃなくて高め合うこと。それを忘れないで欲しい。

 

すごく長くなってしまいましたが、このシンデレラガールズというコンテンツに向き合うためには

・現状を受容出来る精神的余裕

・自分の好きを誰かに発信すること

・もし嫌いでも、嫌いを言わない

が必要だと考えています。すごく希少種だと思いますがこれも一意見だと一蹴してくださって構いません。

長く拙い文章でごめんなさい。

藤忍に投票しましょう。